北京滞在日記

2015.02.26~ 中国北京での出来事を綴ります

抗日戦争博物館と盧溝橋


 サマースクールが始まりました。堕落しきった大学生にとって高校以来の久々の毎日1限生活はこたえるものがあります。
 さて、帰国も差し迫り、長い間行きたいと思っていながらも行けていなかった盧溝橋に行ってきました。元々は12世紀の金代に建てられた橋です。その後マルコ・ポーロ東方見聞録で絶賛され、また近代では日中戦争の引き金となった盧溝橋事件の舞台でもあります。因みに盧溝橋事件は1937年7月7日、78年前の昨日の出来事でした。

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 見た目は割と普通の橋です。

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 ここの狛犬はみんな違う顔、違う表情をしています。

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 中央は当時の橋の様子を再現してあります。

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 その後、盧溝橋のすぐ横の中国人民抗日戦争博物館へ。名前の通り、日中戦争の勝利を記念した博物館です。ここに来る際には絶対に日本人だとバレてはいけません。

 内容は中国の他の博物館と同じ、日本軍が突然侵略し残虐な行為をしてきたが、勇敢な共産党軍がボコボコにやっつけたというものです。まあ色々と思う所はあったのですが、ここで言うのはやめておきます。

 北京に来たのに万里の長城はどうしたのかと言いますと、今週末に行く予定です。そして帰国は早ければ来週になりそうです。