北京滞在日記

2015.02.26~ 中国北京での出来事を綴ります

天津(ただし天津飯はない)



 先週末は天津に行ってきました。北京から電車で30分のところにある、言うなれば日本の横浜のような街です。欧州列強に租界にされた過去を持つことから、ヨーロッパ風の街並みが数多く残り、日本人にはあまり馴染みが無いですが北京人にとっては人気の観光地です。ちなみに天津飯は日本で作られた食べ物なので天津にはありません。

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 五大道は、フランス風の建物が多く残るところです。全長17kmに及び、馬車に乗って周るのが人気です。

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 イタリア街は、その名の通りイタリア風の建物の地域です。五大道とは異なりこじんまりとしていますが、中国ではなかなか無い小綺麗な雰囲気を感じることができます。

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 ラスト・エンペラー、溥儀の旧邸である静園です。さすが腐っても皇帝、広いとは言えませんが非常に美しく、将来はこんな家に住んでみたいと思わせられます。

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 天津の名物料理と言えば麻花、それと包子です。麻花は小麦粉をこねて油で揚げた甘いお菓子です。様々な味があり、ぼくはチョコレート味を試してみましたが、残念ながらチョコレートは全く感じられませんでした。

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 天津で最も有名な観光地と言えば、この観覧車です。川をまたいでいる世界で唯一の観覧車で、世界四番目の大きさです。四番目ってとこが天津のちょっと残念な感じがします。しかしまあ夜景は綺麗です。